2016-01-01から1年間の記事一覧
今度の土曜日、下記の通りミニ・パブリックス研究フォーラムが開かれます。主催者からのお知らせを転送します。 第2回 日本ミニ・パブリックス研究フォーラムのご案内 昨年12月に発足しました日本ミニ・パブリックス研究フォーラムは、多くの方々のご参加を…
平成29年度理学院入試(第二次募集)の募集要項の配布が始まりました。試験は2017年2月8日、9日(科学コミュニケーション講座は8日のみ)です。配付は理学院の窓口及び郵送で行っています。また下記の所からダウンロードも可能です。日本語版募集要項 http:/…
所属先の高等教育推進機構が年に3回発行しているニュースレターの巻頭に、自分の研究について自由に書いてよいという機会を頂きました。着任から来月で丸8年となる研究部門での活動をふりかえってみました。ニュースレターは下記のところでも全文PDFでお読み…
9月17日(土)、18日(日)の2日間、札幌市南区の定山渓温泉に合宿し、論文ゼミ恒例の夏期集中演習を行いました。この合宿は今年で5回目ですが、定山渓での開催は初めてです。大学院生やCoSTEP研修科生、私たち教員も合わせて9人が参加しました。 今回は研究…
ご報告が遅れましたが、7月29日に北海道大学で「科学技術への市民参加に関する日韓ワークショップ(Japan-Korea Exchange Workshop on Public Engagement in Science and Technology)」を開きました。韓国側からは韓国カトリック大学のイ・ヨンヒ教授(社会…
北海道大学大学院文学研究科の宮内泰介教授が代表を務める、順応的ガバナンス(adaptive governance)に関する研究会に2012年から参加していますが、この研究会で今年度から4年間の予定で、科研費の新しいプロジェクト(基盤研究(A)「不確実性と多元的価値の…
私の現在の研究テーマの一つに、自然環境の保全・再生・利用に関する協働のしくみ(環境ガバナンス)を、地域におけるフィールドワークの中から考える、というのがある(詳しくは研究内容のページをご覧ください)。自分の中の大まかな系統で言うと、大学院…
6月に発行された雑誌『科学技術コミュニケーション』19号の合評会(JJSCを読む会)を、7月26日(火)夜、北海道大学情報教育館4階共用多目的教室(1)で開きました。この合評会は『科学技術コミュニケーション』に掲載された論考をもとに、さらに議論や交流…
第6回目となる「JJSCを読む会」(雑誌『科学技術コミュニケーション』の合評会)を下記の通り開催します。今回は、先月発行された第19号の中から、3本をとりあげます。 第6回「JJSCを読む会」 日時 2016年7月26日(火)18:30〜20:30 会場 北海道大学情報教育…
今年の夏に行われる平成29年度理学院入試の募集要項の配布が始まりました。配布は理学院の窓口及び郵送で行っています。また下記の所からダウンロードも可能です。日本語版募集要項 http://www.sci.hokudai.ac.jp/graduateschool/entrance/recruitment 英語…
恒例の北海道大学公開講座(全学企画)が、今年は7月4日(月)〜25日(月)の日程で開かれます。今年のテーマは「「国のかたち」を案ずる時代の知恵」。下記の8人の北大の研究者がお話しします。受講には事前申込が必要で、6月24日(金)まで受け付けていま…
当研究室で大学院生(修士・博士後期課程)として学びたい方は、北海道大学大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座を受験し、合格する必要があります。出身学部は問いません。文系学部出身の方も受験できます。入試は例年8月と2月に行われま…
2017年度(平成29年度)大学院入試に向けた理学院 科学コミュニケーション講座の説明会を、下記の通り開きます。講座の教員が出席し、講座の概要や各研究室の教育・研究内容を紹介するほか、出願に際しての質問なども受け付けます。大学院受験を検討されてい…
2009年から毎年、北海道大学の学部1年生を主な対象とした「聞く力・話す力のトレーニング」という演習授業を開いています。20人程度のクラスで、大学生にふさわしいインタビューやスピーチなどの口頭コミュニケーションの技術を、実際に練習しながら鍛える授…
(この講演の経緯については、このブログ内の別の記事に書きましたので、ご参照ください。)本日はこの大変貴重な機会にお招きいただき、ありがとうございました。今朝は6時半頃に自宅を出て、新千歳空港で8:30発の飛行機に乗り込んだのですが、突然の大雪に…
北海道出身の宇宙飛行士である毛利衛さんの「部下」として働く、という貴重な経験を、かつて3年間ほどさせていただいたことがあります。科学技術振興機構(JST)の科学コミュニケーションセンターにフェロー(要するに非常勤の研究員)として所属していたと…
標記のようなタイトルのレポートを、先月出版された『高等教育ジャーナル−高等教育と生涯学習−』(発行・北海道大学高等教育推進機構)23号で発表しました。東京大学や京都大学など、国内の主要な国立総合大学の公開講座担当教職員に直接取材し、他の研究総…
新しい年度になりましたので、研究室のメンバーのページを更新しました。杉山滋郎名誉教授が退職され、遠藤恭平さん、小松美由起さんが修士課程を修了しました。また三上の担当では、櫻木正彦さん、岡本明子さんがCoSTEP研修科を修了しました。修士課程には…
当研究室の杉山滋郎(すぎやま・しげお)特任教授は、本日をもって北海道大学を退職されます。杉山先生のご専門は近代日本を中心とする科学史や、科学技術コミュニケーション。1950年、富山県高岡市生まれ。東京工業大学理学部を卒業後、東京大学大学院で科…
CoSTEP修了生向けのプログラム、研修科の2016年度受講者募集が始まっています。三上は今年も、主担当教員として研修科生を受け入れます。 http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/contents/article/1457/募集要項に、応募者は希望の教員とあらかじめ「…
このたび卒業・修了された皆様、論文博士を授与された皆様、改めておめでとうございます。北海道大学の卒業式(学位記授与式)では、その場で実際に学位記をもらえるのは、各学部や研究科・学院の総代の学生のみです。その他多数の学生は、自分の所属する部…
きょうは北海道大学の卒業式(学位記授与式)でした*1。当研究室では、遠藤恭平さん・小松美由起さんが、めでたく理学院科学コミュニケーション講座の修士課程を修了しました。遠藤さんは福島工業高専専攻科を卒業後、ここ科学コミュニケーション講座の修士…
高等教育研究部門の特任教授で、生涯学習計画研究部(門)長を務められた木村純先生が、今月末で北海道大学を退職されます。木村先生は1995年、高等教育機能開発総合センターが設立された時に助教授として生涯学習計画研究部に着任され、それ以来、約21年間…
ミニ・パブリックスとは、無作為抽出などの方法を使って、ある社会の縮図となるよう一般の人たちを十数人から数百人集めて話し合いを行い、その結果を政策決定などに用いる市民参加の手法の総称です。我々の研究室でも、科研費などの助成を受けてこれらの手…
私たちの身の回りにある多くの技術には、軍事・民生の両方の目的で用いられるような両義性があり、科学技術の持つこうした性質は「デュアルユース(dual use)」と呼ばれます。このデュアルユースを主題としたシンポジウムを、来月12日、北大の鈴木章ホール…
昨年春から4年間の計画で、立命館アジア太平洋大学の山下研究室との共同研究「干潟再生事業における住民認識に根ざした新・環境コミュニケーションモデルの構築」*1を行っています。今年度は、沿岸で遊休地となっている農地などを海に戻す干潟再生の事業が5…
昨日2月3日の午後、情報教育館3階の教室で、理学院科学コミュニケーション講座の修士論文発表会がありました。当研究室からは、遠藤恭平さん、小松美由起さんの二人が、先月提出にこぎつけた修士論文の内容を報告しました。CoSTEPのスタッフの方々や論文ゼミ…
突然だが「趣味は何ですか」という質問が苦手である。私も含めて、そういう人は意外と多いのではないかと感じている。本を読むのも、映画を観るのも嫌いではない。むしろ好きな方である。けれども「趣味は読書です」「映画鑑賞です」と言うほどの読書家、映…
第5回目となる「JJSCを読む会」(雑誌『科学技術コミュニケーション』の合評会)を下記の通り開催します。今回は同誌第18号の小特集「シンポジウム「研究成果をなぜ発表しどのように伝えるのか〜科学と社会のより良い関係をめざす〜」の中から5本をとりあげ…
大学に勤めていると、この季節、入学試験の監督業務が回ってくる。私の場合、ここ数年、大学入試センター試験にはほぼ毎年かりだされ、監督業務を担当している。入試監督のしごとは、その名から想像される以上に幅広い。受験生がカンニングしないように見張…