mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

雑誌『科学技術コミュニケーション』合評会のご案内(2月21日)

第5回目となる「JJSCを読む会」(雑誌『科学技術コミュニケーション』の合評会)を下記の通り開催します。今回は同誌第18号の小特集「シンポジウム「研究成果をなぜ発表しどのように伝えるのか〜科学と社会のより良い関係をめざす〜」の中から5本をとりあげます。

いずれもSTAP問題を題材として、研究成果の発表や広報について論じた論考です。

論考の著者の中から内村直之さん(科学ジャーナリスト、CoSTEP客員教授)も出席し、ディスカッションに加わる予定です。(写真は第4回「JJSCを読む会」の様子です)

第5回「JJSCを読む会」

http://hos2.sci.hokudai.ac.jp/rj/

日時

2016年2月21日(日)13:30〜17:00

会場

北海道大学情報教育館4階 共用多目的教室(1)
札幌市北区北17条西8丁目(北図書館の隣の建物です)
地下鉄南北線北18条」駅から徒歩10分/JR「札幌」駅北口から徒歩25分
▼地図 http://d.hatena.ne.jp/nmikami/00000003

参加費など

参加無料。事前申込み不要。当日直接会場へお越しください。

とりあげる論考と評者

前半では、小特集の中からシンポジウム講演の再録4編を対象として、それぞれを手短に読み合わせます。それを踏まえて後半では、小特集の総説にあたる内村直之氏(科学ジャーナリスト、CoSTEP客員教授)の報告をとりあげて合評し、研究成果の発表をめぐる諸問題について議論を深めます。当日は内村氏も出席し、討論に加わる予定です。【司会:本宮大輔・杉田恵子】

  1. 中村征樹「研究成果の発表と研究倫理 : STAP問題から考える」『科学技術コミュニケーション』第18号:81-89頁.(http://hdl.handle.net/2115/60396)【評者:岡崎朱実】
  2. 南波直樹「STAP問題から何を学ぶか : 広報の視点から」『科学技術コミュニケーション』第18号:91-97頁.(http://hdl.handle.net/2115/60397)【評者:小松美由起】
  3. 永山悦子「研究成果を報じる「喜び」と「苦しみ」」『科学技術コミュニケーション』第18号:99-108頁.(http://hdl.handle.net/2115/60398)【評者:櫻木正彦】
  4. 榎木英介「科学の事件は社会からどう見られているか : 「中間的な専門家」の必要性」『科学技術コミュニケーション』第18号:109-115頁.(http://hdl.handle.net/2115/60399)【評者:吉田大輝】
  5. 内村直之「議論で見えた研究成果発表の「なぜ」「どのように」」『科学技術コミュニケーション』第18号:165-172頁.(http://hdl.handle.net/2115/60404)【評者:三上直之】
主催

「JJSCを読む会」実行委員会

共催

北海道大学大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座

協力

北海道大学CoSTEP

その他
  • 今回取り上げる論考のほか、『科学技術コミュニケーション』の掲載記事は、すべて同誌のウェブサイト(http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/jjsc/)から無料でダウンロードできます。
  • 「JJSCを読む会」実行委員会は、上記の共催・協力組織の教員や大学院生、受講生など有志若干名で構成します。今回の実行委員(*印=責任者)は、川本思心、杉山滋郎、種村剛、三上直之*、本宮大輔です。
問い合わせ先

「JJSCを読む会」についてのお問い合わせは、次のアドレスまでメールでお願いします。rj[a]hos2.sci.hokudai.ac.jp([a]を@に変えてください)