コンセンサス会議
(この講演の経緯については、このブログ内の別の記事に書きましたので、ご参照ください。)本日はこの大変貴重な機会にお招きいただき、ありがとうございました。今朝は6時半頃に自宅を出て、新千歳空港で8:30発の飛行機に乗り込んだのですが、突然の大雪に…
北海道出身の宇宙飛行士である毛利衛さんの「部下」として働く、という貴重な経験を、かつて3年間ほどさせていただいたことがあります。科学技術振興機構(JST)の科学コミュニケーションセンターにフェロー(要するに非常勤の研究員)として所属していたと…
ミニ・パブリックスとは、無作為抽出などの方法を使って、ある社会の縮図となるよう一般の人たちを十数人から数百人集めて話し合いを行い、その結果を政策決定などに用いる市民参加の手法の総称です。我々の研究室でも、科研費などの助成を受けてこれらの手…
先々週の週末、東工大で「ミニ・パブリックス研究フォーラム」というシンポジウムが開かれ、私も参加してきました。「ミニ・パブリックス」とは、無作為抽出などの方法で社会全体の縮図となる十数人から数百人規模の人を一般から集めて、あらかじめ決まった…
市民の日本語へ―対話のためのコミュニケーションモデルを作る作者: 村田和代,松本功,深尾昌峰,三上直之,重信幸彦出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2015/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る社会言語学やNPO論、民俗…
2006年から2013年にかけて参加したフードナノテク(食品へのナノテクノロジーへの応用)に関する研究プロジェクトの成果を、日本経済評論社から出版しました。萌芽的科学技術と市民―フードナノテクからの問い作者: 立川雅司,三上直之出版社/メーカー: 日本経…
先週の土曜日から、北海道新聞の夕刊に「科学技術との付き合い方」という記事を連載中です。途中お休みをはさみながら、2月中旬まで5回連載します。1月7日掲載の1回目は、福島第一原発の事故を踏まえて、改めて、科学技術に対する市民参加によるコントロール…
9月10日まで北海道大学で開かれている、日本工学教育協会年次大会「近未来を拓く工学教育」の特別セッションで報告させていただきました。技術者倫理の教材として広く活用されている「ギルベインゴールド」のケースを題材に、技術者倫理とコミュニケーション…
サイエンスアゴラ2010でのシンポジウム「科学技術行政と市民とのつきあい方」で、「市民の熟議を科学技術政策に生かす方法」という題で話題提供します。2010年11月20日(土)午後0時45分から、東京国際交流館4階の会議室1で。詳しくはサイエンスアゴラ2010の…
最近、日本におけるコンセンサス会議の展開について紹介する論説を書くために、コンセンサス会議について日本語で書かれた文献を網羅的に集めました。論説のために与えられたスペースは限られており、参考文献一覧には一部しか載せることができませんでした…
この文献リストについて 2010.07.05記 コンセンサス会議を主題とした日本語文献をできるかぎり網羅的に集めましたが、漏れがあるかもしれません。分類も三上個人の研究のための便宜的なものにすぎず、不適切な部分もあるかと思います。お気づきの点がありま…