北海道大学公開講座(全学企画)の受講者を募集中
恒例の北海道大学公開講座(全学企画)が、今年は7月4日(月)〜25日(月)の日程で開かれます。今年のテーマは「「国のかたち」を案ずる時代の知恵」。下記の8人の北大の研究者がお話しします。
受講には事前申込が必要で、6月24日(金)まで受け付けています。受講料は8回分で5000 円。興味やご都合に合わせて一部の回だけを受講していただくこともでき、その場合1回1500円となります。
平成28年度 北海道大学公開講座 (全学企画)「「国のかたち」を案ずる時代の知恵」
講座内容
戦後70年の節目を機に、「国のかたち」が多くの人の思案と議論の的となる時代を迎えています。安全保障や憲法の問題はとくにホットな論点ですが、大事な話はそれだけではありません。超高齢社会における医療。経済格差と教育。技術革新が生み出す新しい食料生産。観光立国の可能性と課題。真に持続可能な循環型社会のしくみづくり。そして、この国土に生きる私たちの自然災害への向き合い方。本講座では、こうしたトピックに関する最新の研究について北海道大学の8人の研究者がお話しし、幅広い視点から「国のかたち」について考えます。
日程
2016年7月4日(月)〜25日(月) 18:30〜20:30
(但し7月18日(月・祝)のみ13:00〜14:45及び15:15〜17:00)
定員
100名程度
受講料
5000円(全8回の講義のうち、定員に余裕がある場合は、特定回のみ単発で受講することが可能です。希望される講義の開催3日前までに問い合わせ先までご連絡ください。なお,特定回の受講料は1回あたり1500円です。)
各回の講義題目と講師
- 第1回(7月4日)「自然災害は予測できるか」(農学研究院 丸谷知己 特任教授)
- 第2回(7月7日)「高齢化社会と創薬」(薬学研究院 堺谷政弘 准教授)
- 第3回(7月11日)「現代日本における子育てとお金」(教育学研究院 鳥山まどか 准教授)
- 第4回(7月14日)「戦後民主主義の思想と冷戦終焉後の変容」(法学研究科 権左武志 教授)
- 第5回(7月18日)「IT・ロボット技術が支える新しい農業の姿」(農学研究院 野口伸 教授)
- 第6回(7月18日)「海洋生物資源を理解して上手につきあう」(北方生物圏フィールド科学センター 宮下和士 教授)
- 第7回(7月21日)「観光がつくり変えるこの国のかたち」(メディア・コミュニケーション研究院 岡本亮輔 准教授)
- 第8回(7月25日)「よいリサイクルかどうかの見分け方」(工学研究院 松藤敏彦 教授)
修了証書など
6回以上受講した方には、最終講義終了時に修了証書を交付します。また本講座は道民カレッジ連携講座として指定されています(教養コース16単位。6回以上の出席が必要)。