mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

討論型世論調査

ミニ・パブリックスとは何か? 17分でわかる動画はこちら

ミニ・パブリックスとは、無作為抽出などの方法を使って、ある社会の縮図となるよう一般の人たちを十数人から数百人集めて話し合いを行い、その結果を政策決定などに用いる市民参加の手法の総称です。我々の研究室でも、科研費などの助成を受けてこれらの手…

ブックレット『市民の日本語へ』をひつじ書房から出版しました

市民の日本語へ―対話のためのコミュニケーションモデルを作る作者: 村田和代,松本功,深尾昌峰,三上直之,重信幸彦出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2015/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る社会言語学やNPO論、民俗…

今後の出版の予定

2012年の実践をもとに、その後、分析・考察を進めてきた研究が、この春ようやく2本続けて出版の運びになります。一つは、2012年9月の「生物多様性に関する世界市民会議(World Wide Views)」(日本科学未来館主催)の参与観察をもとにした論文です。フィン…

大学放送講座「ミニ・パブリックスって何だ?」配信中

道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座(製作:北海道放送(HBC))の下記の番組に出演しました。道内の事例も紹介しつつ、ミニ・パブリックス型の市民参加の方法について、可能性や課題も含め30分でお話ししました。放送は終了しましたが、番組の動画…

「BSE問題に関する討論型世論調査」の報告書が完成

当研究室では、3年前から、討論型世論調査(deliberative poll=DP)を科学技術への市民参加、科学技術コミュニケーションに活用するための研究を進めています。その一環として、昨年度(2011年度)、札幌市や北海道新聞社、北海道新聞情報研究所の協力を得…

院内集会 エネルギー・環境「国民的議論」の意味

「eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)」からのお誘いで、来週水曜日(2/20)に衆院第二議員会館で開かれる集まりに出席することになりました。会合のテーマは原発・エネルギー政策をめぐる「国民的議論」で、私は、昨年夏のDPや、その他市…

修論発表会

長らくご無沙汰しました。今年もあっと言う間に2月に突入し、札幌では今日から雪まつりです。先週金曜日(2月1日)の午後、北大総合博物館の教室で、大学院理学院科学コミュニケーション講座の修論・博論発表会がありました。当研究室からは修士2年の三浦太…

川崎DPふりかえりシンポジウム「対話で拓くエネルギー・環境問題」

原発への依存から脱却し、新たなエネルギー戦略をつくるための「国民的議論」の一環として、今年8月に川崎市民を対象とした「エネルギー・環境戦略 市民討議」(実行委員長:柳下正治・上智大学大学院教授)というイベントが行われました。討論型世論調査(D…

エネルギー選択の「国民的議論」をサポートする活動に取り組んでいます

しばらく更新せず、ご無沙汰をしました。この夏 政府は、2030年時点での原発比率など、将来のこの国のエネルギー・環境戦略をめぐる三つのシナリオを国民に提示し、議論を求めています。政府の主催で討論型世論調査や意見聴取会が行われ、民間でも各種の討論…

政府主催の討論会の計画に対して意見書を提出

政府はこの夏、将来的に原子力発電をどの程度減らすのかも含めた、新たなエネルギー政策の方針を決定するにあたり、いったん選択肢を提示し、その後、国民的議論を経て最終的な政策決定を行ないたいとの方針を示しています。その国民的議論を促す一つの方法…

『市政への市民参加の推進と討論型世論調査』札幌市との共同研究で報告書

当研究室では昨年12月から、札幌市の大学提案型共同研究事業(受託研究)の支援を受けて、市政への市民参加の推進に討論型世論調査(Deliberative Polling)を活用するための研究を進めてきました。このほど報告書をまとめ、近日中に発行の予定です。今回の…

「BSE問題に関する討論型世論調査」の報告書をまとめました

当研究室も参画している科学技術への市民参加のための手法研究プロジェクトの一環として、今年9月から11月にかけて「BSE問題に関する討論型世論調査」を実施しました。その報告書がこのほどまとまりました。討論前後のアンケート結果の比較の概要も掲載して…

討論型世論調査、イベントを実施しました

科学研究費補助金による研究の一環として進めている、BSE問題に関する討論型世論調査の社会実験。先週の土曜日、そのクライマックスとなる討論イベントを北海道大学で行いました。一般から無作為抽出で募った約150人の参加者の方々に、「これまでのBSE問題」…

「サステナビリティ・ウィーク」でお話しします

キャンパスでは、今ちょうど紅葉が見頃になっています。北大では例年この時期、持続可能な社会の実現について議論する「サステナビリティ・ウィーク」という催しが開かれます。このサステナビリティ・ウィークの一環として10月30日に行われる、Global Issues…

討論型世論調査の見学者を募集

当研究室で昨年春から取り組んでいる、「科学技術への市民参加に「討論型世論調査」の手法を活かす可能性に関する研究」(科学研究費補助金基盤研究(B)、課題番号:22300301)。この研究の社会実験のクライマックスとなる討論イベント「みんなで話そう、食の…

BSE問題に関する討論型世論調査、スタートしました

当研究室では、昨年度から2013年春までの3年間の計画で、「科学技術への市民参加に「討論型世論調査」の手法を活かす可能性に関する研究」(科学研究費補助金基盤研究(B)、課題番号:22300301)に取り組んでいます。この研究の中心となる大規模社会実験を、今…