ブックレット『市民の日本語へ』をひつじ書房から出版しました
- 作者: 村田和代,松本功,深尾昌峰,三上直之,重信幸彦
- 出版社/メーカー: ひつじ書房
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私は「市民意識の変容とミニ・パブリックスの可能性」という章を書きました。最近の日本では、権威主義的でトップダウン式の意志決定のスタイルがますます力を失う一方で、世論調査の結果によると、個々人の政治的・社会的な参加意識は低下の一途をたどっている、というジレンマがあります。このジレンマに対処する上で、(少し我田引水的ですが)私自身がこの間追い続けている「ミニ・パブリックス」型の市民参加の手法が役立つのではないか、という議論をしています。