mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

異動のご報告

9月末で北海道大学から転出し、10月1日付で名古屋大学へ異動することになりました。大学院環境学研究科 社会環境学専攻環境政策論を担当することになります。

9月9日に行う、在職中はたぶん最後となる北大での講義に合わせて、CoSTEP(北大の科学技術コミュニケーション教育研究部門)や研究室の仲間が下記のような催しを企画してくれました。

一般公開で行います。ご参加希望の方は下記のフォームから事前登録をお願いいたします(8月13日〆切)。

https://forms.gle/CGsBALHKjhZXERy6A

以下、主催者からの案内をそのまま掲載します。

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三上直之と100人の市民カイギ
100 Friends' "Assembly" with Mikami Naoyuki

https://ssn.cambria.ac/archives/2869

三上直之さん(北海道大学 高等教育推進機構 准教授)が、2023年10月より名古屋大学 大学院環境学研究科(教授)に転任することが決まりました。三上さんは科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の初代スタッフとして北大に着任して以来、18年間にわたってサイエンスコミュニケーションに関わる研究教育活動や自治体を巻き込んだコンセンサス会議の実践に取り組みました。また、昨年(2022年)から1年間イギリスに滞在しました。そこで、海外の事例なども合わせて紹介してもらうために、3部に渡るイベントを企画します。三上さんの研究と実績を若い方をはじめ多くの方と共有し、引き継いでいくために「三上直之と100人の市民カイギ」と題したイベントを実施します。多くのみなさまの参加を心よりお待ちしております。

日時

2023年9月9日(土)13:00〜(開場12:30)

会場

北海道大学 高等教育推進機構 S1講義室(第1部・第2部)・カフェdeごはん(第3部)

対象

どなたでも参加できます/以下の申込フォームに8月13日(日)までに入力してください。
https://forms.gle/CGsBALHKjhZXERy6A

詳細ページ

https://ssn.cambria.ac/archives/2869

プログラム

13:00~14:45 第1部:CoSTEP講義「ミニ・パブリックスと参加・熟議のデザイン」
重要な公共的課題についての意思決定に、幅広い市民が参加して議論するための仕組みとして、無作為選出などにより社会の縮図となる一般の人びとを集めて話し合う「ミニ・パブリックス」という方法があります。その代表的な手法であるコンセンサス会議や市民陪審討論型世論調査などは、科学技術への市民参加にも国内外で長く用いられてきました。近年では、気候変動対策にこの方法を応用した気候市民会議が、欧州を始めとして、日本を含む世界各地で行われるようになっています。参加者の無作為選出、バランスの取れた情報提供、参加者同士の熟議、結果の政策決定などへの活用という4つの設計上の特徴に注目してミニ・パブリックスについて学びつつ、科学技術に関わる社会的な問題の解決に向けて人びとが共に考え協働するための参加と熟議のデザインについて考えます。
また、2005年のCoSTEP設立以来取り組んできた参加・熟議の実践についてもふりかえります。
※第1部はCoSTEP講義を特別に一般公開します(対面受講のみ)。公開にあたっては申し込みフォームに記載されている注意事項を遵守するようにお願いします。

14:45~15:00 休憩

15:00~16:30 第2部:「三上直之さんと語る」(詳細は近日中に掲載します)
※対面とZoomのどちらでも参加可

17:00~19:00 第3部:懇親会
・カフェdeごはん(北大正門入ってすぐ左手)
・会費:4,000円(当日懇親会会場で徴収)

主催

100人の市民カイギ実行委員会
実行委員会(50音順):池田貴子、大津珠子(代表)、片岡良美、川本思心、川本真奈美、郡伸子、中村景子、松本(小川)ちひろ、宮入隆

共催

北海道大学CoSTEP/北海道大学科学技術コミュニケーション研究室