『市政への市民参加の推進と討論型世論調査』札幌市との共同研究で報告書
当研究室では昨年12月から、札幌市の大学提案型共同研究事業(受託研究)の支援を受けて、市政への市民参加の推進に討論型世論調査(Deliberative Polling)を活用するための研究を進めてきました。このほど報告書をまとめ、近日中に発行の予定です。
今回の共同研究は、昨年12月から今月までの4カ月間の短期決戦でしたが、札幌市役所の協力を得て、(1)札幌市の市長部局の政策担当者約20人へのインタビュー、(2)昨年実施したBSEに関する討論型世論調査の参加者データ分析、(3)既存の討論型世論調査の実践事例の分析とノウハウの抽出、などの調査研究を進めました。三人の大学院生が、インタビュー調査からデータの分析、過去の実践事例の整理、そしてレポートの執筆までフル回転で調査を進めてくれました。
成果は、報告書『市政への市民参加の推進と討論型世論調査』(A4版・54頁)にとりまとめました。現在印刷中で、まもなく出来上がります。討論型世論調査の研究・実践に関心をお持ちの方で、ご希望の方はこちらまでお知らせください。札幌市への報告や関係先に配付の後、部数に余裕がありましたら、先着順で提供させていただきます。