修士論文報告会とCoSTEP修了式
この春、修士を修了するM2の三浦さんから、書き終えた修論の作成過程について後輩たちが話を聞く報告会を研究室内で開きました(右の写真)。
1時間ほどのセミナーでしたが、これから修論を書く人たちにとって、とても参考になる話ばかりでした。例えば・・・
- 文献は、一見興味のないようなもの、問題意識から遠く見えるものでも読んでみる。大学院生として、「読んでない」「知らない」は恥ずかしいことと考え、読めるうちに読もうと心がけた。
- どのような文献を読むべきか?→読むべき文献は「議論の土台となる文献」「分析のアプローチが似ている文献」「身近な先生、先輩の文献」など6種類に分けられる
- M2の秋になっていきなり書き始めるのは大変。パラグラフごとのメモになるようなものを、日常的につくり、ストックしておくとよい。それらを組み合わせて各章を完成させる。
やはり日頃からの積み重ねが大切ということですね。他にも、2年間の経験を踏まえた実践的なアドバイスがたくさんあり、それらがぎっしりつまった三浦さんのメモは、後輩たちに引き継がれました。
また先週は、科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)の成果発表会・修了式もありました(左の写真)。当研究室では、岡崎さん、郡さんが研修科を、遠藤さんが本科を修了しました。