mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

シリーズ進学案内(4)修士課程のカリキュラム(上)

理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座には、修士課程(2年)と博士後期課程(3年)の二つのプログラムがあります。このうち修士課程を修了するには、計30単位を、通常2年間で修得する必要があります。修士1年目(とくにその前半である1学期に集中的に授業を受けて)単位を修得する人が多いようです。

修士課程修了に必要な単位のうち12単位分は、修士論文の作成(厳密にはそのために各研究室で行われる論文講読と特別指導)に対して与えられます。したがって、それ以外に、講義などで最低履修しなければならないのは18単位分となります。

授業科目の多くは一つ2単位です。2単位とは90分の講義15回分にあたります(通常は毎週1回の授業があり、半年で完結します)。これを履修して、試験やレポートなどに合格すると、2単位が与えられます。

修士論文を除いて修了に最低必要なのは18単位ですから、この2単位の授業を9個修得すればよい、ということになります。

授業科目は、前回も紹介した下記のサイトにあります。ここに挙がっているものの他にも、理学院の他の専攻や、学内の他の学院・研究科の授業科目を選択して履修し、必要単位を満たすこともできます。

◆科学コミュニケーション講座 授業科目
http://sc.sci.hokudai.ac.jp/courseinfo/subject

以上、修士課程のカリキュラムのうち授業(講義)に関する話でした。次回は、修士論文の作成についてのお話をしたいと思います。