雑誌『科学技術コミュニケーション』(JJSC)を読む会のご案内
昨年から有志の教員や大学院生などで、「JJSCを読む会」と題して、雑誌『科学技術コミュニケーション』の最新号の合評会を開くようにしています。雑誌の論考を題材にして、科学技術コミュニケーション分野の研究や実践についての議論する場をつくれれば、と考えています。
発行から少し時間が経ってしまいましたが、第15号を対象とした「読む会」を下記の通り開催します。どなたでも無料でご参加いただけます。科学技術コミュニケーションの研究の雰囲気について知りたい方にもちょうどよい機会になると思います。ぜひご参加ください。
「JJSC第15号を読む会」開催のご案内
雑誌『科学技術コミュニケーション』(JJSC)第15号の合評会を下記の通り開催します。発達障がい当事者の博物館利用をテーマとした沼崎麻子さん(北海道大学理学院科学コミュニケーション講座博士後期課程)らの論考を取り上げ、臨床心理学が専門で、札幌市の特別支援教育巡回相談員の風間恵美子さんが批評します。
日時
2014年11月30日(日) 13:30〜16:00
とりあげる論考(下記のURLからPDFを無料でダウンロードできます)
沼崎麻子・湯浅万紀子・藤田良治・鈴木誠・松田康子・吉田清隆・斉藤美香「成人ASD(自閉症スペクトラム障害)当事者の博物館利用の現状と課題:「科学コミュニケーション」の場としての博物館の役割に着目して」『科学技術コミュニケーション』15: 73-89頁, 2014年6月.(http://hdl.handle.net/2115/56447)
参加費と申込方法
参加無料。準備の都合から、下記のURLにあるフォームで事前にお申し込みくださいますようご協力をお願いします。
主催
「JJSCを読む会」実行委員会
共催
北海道大学大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座
協力
北海道大学CoSTEP
その他
- 今回取り上げる論考のほか、『科学技術コミュニケーション』の掲載記事は、すべて同誌のウェブサイト(http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/jjsc/)から無料でダウンロードできます。
- 合評会には『科学技術コミュニケーション』の編集委員も出席し、最近の原稿応募の状況や、今後の募集のスケジュールに関するお知らせの時間も設ける予定です。投稿をお考えの方は、ぜひこの機会をご活用ください。
- 「JJSCを読む会」実行委員会は、上記の共催・協力組織の教員や大学院生、受講生など有志若干名で構成します。今回の実行委員(*印=責任者)は、川本思心、郡伸子、斉藤健、杉山滋郎、出村沙代、三上直之*です。
問い合わせ先
「JJSCを読む会」についてのお問い合わせは、次のアドレスまでメールでお願いします。rj[a]hos2.sci.hokudai.ac.jp([a]を@に変えてください)