「次世代のエネルギー選択を考える」を大学院共通授業科目で開講
2018年度1学期(春ターム)に北海道大学大学院で「次世代のエネルギー選択を考える」と題した講義(1単位)を開講します。
福島第一原発事故を契機として、ひきつづき原発依存度の低減が求められる中、将来の日本のエネルギー需給をいかに構想すべきか。「エネルギーワークショップ」の手法と簡易版シミュレーションを使って、徹底的に議論します。科学に期待される役割が大きいが科学のみでは答えが出せない、「科学と社会のはざま」の問題に、異分野の人と協働してねばり強く取り組む能力を培う授業です。
同様の授業を、昨年、理学院専門科目「自然史科学特別講義IV」(計2単位)の枠で開講しましたが、今年は理学院以外の方も受講しやすいよう、大学院共通授業科目(1単位)で開講することにしました。理学院専門科目としても登録可能です。文系を含む、すべての分野の大学院生の受講を歓迎します。
受講希望者は初回の授業(4月9日)に必ず出席するとともに、所属の学院・研究科等で履修登録の手続きをしてください。
講義題目・授業内容(リンクをクリックするとシラバスのPDFが開きます)
- 次世代のエネルギー選択を考える(大学院共通授業科目)syllabus_kyotsu_energy2018.pdf
- 次世代のエネルギー選択を考える(理学院専門科目)syllabus_rigaku_energy2018.pdf
担当教員
理学院 自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座の教員が担当します
- 三上直之 Naoyuki MIKAMI(科学技術コミュニケーション研究室/高等教育推進機構)
- 細川敏幸 Toshiyuki HOSOKAWA(科学教育研究室/高等教育推進機構)
- 重田勝介 Katsusuke SHIGETA(科学教育研究室/情報基盤センター)
- 川本思心 Shishin KAWAMOTO(科学技術コミュニケーション研究室/理学研究院)
- 松王政浩 Masahiro MATSUO(科学基礎論研究室/理学研究院)
開講日時
2018年4月9日(月)から6月4日(月)まで計8回(4/30を除く)
月曜・4限(14:45-16:15)
教室
北海道大学理学部5号館2階206室
連絡・問い合わせ先
三上 直之(この授業の責任教員、理学院 科学技術コミュニケーション研究室)
E-mail([at]を@に変えてください) mikami[at]high.hokudai.ac.jp