mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

院内集会 エネルギー・環境「国民的議論」の意味

「eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)」からのお誘いで、来週水曜日(2/20)に衆院第二議員会館で開かれる集まりに出席することになりました。会合のテーマは原発・エネルギー政策をめぐる「国民的議論」で、私は、昨年夏のDPや、その他市民参加のことを中心に報告します。

以下、主催者のサイトから情報を転載します。

2/20 院内集会 エネルギー・環境「国民的議論」の意味

http://e-shift.org/?p=2511


安倍政権は、民主党政権下で閣議決定された「革新的エネルギー環境戦略」の原発ゼロ方針をゼロベースで見直すと表明、エネルギー基本計画の見直しについても、これまで議論を重ねてきた基本問題委員会ではなく、新たな枠組みをつくるとしています。

しかし、2012年夏の「国民的議論」では、さまざまな手法で市民の意見の集約が試みられ、「少なくとも国民の過半が原発ゼロを望む」とまとめられました。特に、パブリックコメントでは、総数8万9000件以上のうち9割近くが、「原発ゼロ」を選択しました。これらの結果にもかかわらずの「ゼロベースの見直し」は、はたして国民の声を受け止めていると言えるのでしょうか?

今改めてエネルギー・環境に関する「国民的議論」の意味を問い、今後の課題を共有します。

日時:

2月20日(水)11:00〜13:00

場所:

衆議院第二議員会館 多目的会議室(最寄:永田町駅国会議事堂前駅

内容:
  1. 「国民的議論」の経緯と結果 伊原智人氏 (元国家戦略室)
  2. 「国民的議論」に国民の声は反映されたか? 三上直之氏 (北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 生涯学習計画研究部門 准教授)
  3. パブコメで未来を変えよう」キャンペーンと自主的意見聴取会 吉田明子 (eシフト/国際環境NGO FoE Japan)
  4. 市民の声の政策への反映 小島敏郎氏 (元環境省
  5. 国会内での動き 阿部知子氏 (国会エネルギー調査会準備会)※予定
  6. パネル形式で質疑応答
資料代:

500円

主催:

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)

問合せ:

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
http://e-shift.org Tel: 03-6907-7217  Fax: 03-6907-7219 Email: info@e-shift.org