mikami lab.@名古屋大学 大学院環境学研究科 環境政策論講座

名古屋大学大学院環境学研究科 環境政策論講座の三上直之のサイトです。2023年10月に北海道大学から現所属に異動しました。

プロフィール



三上 直之(みかみ・なおゆき)

1973年 千葉県野田市生まれ

Photo: Schuko Ohtsu

学歴
職歴
  • 1996年〜1998年 株式会社新潮社
  • 2005年〜2007年 北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)特任助教
  • 2007年〜2008年 同ユニット特任准教授
  • 2008年〜2010年 北海道大学 高等教育機能開発総合センター 准教授
  • 2010年〜2023年9月 北海道大学 高等教育推進機構 准教授
  • 2023年10月〜 名古屋大学 大学院環境学研究科社会環境学専攻環境政策論講座 教授
所属学会
主な公的社会活動
受賞歴

略歴各種

2013年7月版:『萌芽的科学技術と市民』編者紹介

北海道大学高等教育推進機構准教授.1973年生まれ.東京大学大学院新領域創成科学研究科博士後期課程修了.博士(環境学).北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)特任准教授などを経て,2008年から現職.著作に『地域環境の再生と円卓会議:東京湾三番瀬を事例として』日本評論社,2009年,『はじめよう!科学技術コミュニケーション』(共編著)ナカニシヤ出版,2007年,「コンセンサス会議」篠原一編『討議デモクラシーの挑戦』岩波書店,2012年,ほか.

2009年3月版:『地域環境の再生と円卓会議』著者紹介

北海道大学高等教育機能開発総合センター生涯学習計画研究部准教授
専門分野:社会学、科学技術コミュニケーション 1973年 千葉県野田市生まれ、1996年 東京大学文学部社会学専修課程卒業、出版社勤務を経て、東京大学大学院で環境社会学を学ぶ、2005年 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット特任助教授(2007年から特任准教授)、2007年 東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了〔博士(環境学)〕、2008年より現職
主著 『「超」読解力』(講談社+α新書、2005年)、『はじめよう!科学技術コミュニケーション』(共編著、ナカニシヤ出版、2007年)、「実用段階に入った参加型テクノロジーアセスメントの課題ーー北海道『GMコンセンサス会議』の経験から」(『科学技術コミュニケーション』1号、2007年)

2007年12月版:『はじめよう!科学技術コミュニケーション』執筆者紹介

北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット特任准教授
専門分野:環境社会学 東京大学文学部卒業、同大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了〔博士(環境学)〕。『「超」読解力』(講談社,2005年)、「実用段階に入った参加型テクノロジーアセスメントの課題ーー北海道「GMコンセンサス会議」の経験から」(『科学技術コミュニケーション』No.1, 2007年)など。

2005年11月版:『「超」読解力』略歴

1973年、千葉県に生まれる。東京大学文学部を卒業後、大手出版社に入社し、写真週刊誌の取材・編集に携わった後、東京大学大学院へ進み、同大学院環境学専攻博士課程単位取得。現在は、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット特任助教授。東京大学大学院に在学中、高校生・大学受験生向けの予備校で「現代国語」「小論文」などの講師を務め、体系的・論理的かつ、わかりやすい授業と教材が評判となる。

専門分野

私自身のいちばん広い意味での専門分野は社会学です。あらゆる事象の社会的な側面(人間の行為やその意味、組織や制度等)に強い興味・関心がありますが、研究者としては、環境問題や科学技術、とりわけそれらに関するコミュニケーションや社会的意思決定を対象としてきました。これらを社会現象として捉え、その実態や背後にあるしくみを社会調査によって具体的なデータで裏づけつつ解明していくというのが、研究の基本的な進め方です。

もう少し詳しく専門分野を表現すると、環境社会学および科学技術社会論となります。環境社会学は、多岐にわたる社会現象の中でも、環境問題や環境保護運動環境政策などを主な対象とする社会学の一分野です。科学技術社会論の方は、科学技術を対象とする人文社会系の研究(哲学や倫理、歴史、人類学、社会学など)からなる学際的分野で、その中で私は、もっぱら社会学的なアプローチを用いる研究者という位置づけになります。

大学院博士課程の時、東京湾における埋立開発の中止と、干潟の保全・再生に向けた地域社会の動きに密着したフィールドワークを行い、博士論文を書きました(『地域環境の再生と円卓会議』日本評論社)。この研究の中には、あまり整理されないままでしたが上記の関心が様々な形で含まれており、結果的には自分自身のその後の研究を方向づけています。